日本人の9割近くはスマホを持っていると言われています。スマホには資格勉強に便利なアプリが標準装備されており、それを使って勉強などに役立てている方もいます。今回は「スマホ勉強活用術」資格勉強で活躍できるスマホのアプリをご紹介いたします。
カレンダーアプリ
資格試験のテキストの目次を見ると沢山の科目が書かれています。
これらの科目を試験日までに全て勉強し終え、理解しておくためには計画立てて勉強を行う必要があります。
勉強をなるべく計画的に行うにはスケジュール管理が重要となってきます。
このスケジュール管理をするために活躍するのがスマホに入っているカレンダーアプリです。
スケジュールの立て方の例をご紹介します。(宅建士試験の勉強を例とします)
2020年4月 6日 月曜 制限行為能力者テキストを読む、制限行為能力者 過去問を解く 7日 火曜 意思表示テキストを読む、制限行為能力者 過去問を解く(復習) 8日 水曜 意思表示 過去問、代理 テキストを読む 9日 木曜 意思表示 過去問(復習)を解く、代理 過去問を解く 10日 金曜 代理 過去問(復習)、時効 テキストを読む 11日 土曜 時効 過去問 1週間の総復習をする 12日 日曜 時効 過去問(復習)1週間の総復習をする
2020年4月6日の月曜日から制限行為能力の分野を勉強した場合、
はじめにテキストを読み、その後過去問を解きます。
火曜には制限行為能力者の過去問でわからなかった部分または自信のない部分を復習します。
次に新しい分野(意思表示)を読みます。
このように
テキスト → 過去問題の復習 → 再復習
メモアプリ
資格勉強をする際、メモアプリも活用できます。
メモアプリの活用方法としては例えば、理解しずらかった箇所をリストアップしていく方法があります。
手順としては
①メモアプリを開く
②【テキスト】と【過去問題集】の項 目を作る。
③【テキスト】の項目には理解しに
くかった章または項目をリストアッ プ。
【過去問題集】の項目にはわからな かった問題をリストアップ。
④テキストで分からなかった章または 項目が理解出来たら✔︎をいれる。
過去問題でわからないところが解け たら1回目の○を付ける。次にもう一 回解いて正解なら2回目の○を付ける 。できなかったら×を付けて再度解 き直しを行う。
勉強が進んでいくと、前に勉強した章や項目、問題を忘れてしまいがちです。
このメモ機能を使うことによって、いつ勉強したかの日付が記録されていて、また、どこがわからなかったのかメモしています。
なので、忘れてしまったとしてもメモを見直して、忘れてしまった部分のみを再度勉強し直すことができます。
写真アプリ
メモアプリの代わりに写真アプリを使って画像として記録を残して勉強するやり方もあります。
これもメモアプリ同様にテキストや過去問題集でわからなかった部分を写真で撮って章や問題ごとにアルバムを作り、後で見直すことができます。
例えば、過去問題で
①平成○年度の問題がわからなかった場合 ②その問題と解答の2種類写真を撮る ③「権利関係:制限行為能力者」のアルバムを作る ④そこに写真を撮った問題と解答を乗せる
このようにしておくといつでも問題を解くことができます。
勉強管理アプリ
この他にもGoogle Play ストアやApp Storeといったアプリケーションストアに勉強を管理してくれるスケジュール管理アプリがあります。
これをダウンロードしてスケジュール管理を行うのも一つの手です。
アプリにもよりますが、1つのアプリで科目別の管理やその日または週ごとに勉強した時間等が出来ます。
まとめ
・カレンダーアプリ
テキスト→過去問題→過去問題の復習 の順にスケジュールを立てていくことができる
・メモアプリ
テキストの項目と過去問題集の項目を作り、理解できなかった章やわからなかった問題をメモしていく。理解できたらチェックマーク等で印をつけるなど、忘れ防止をすることができる
・写真アプリ
テキストや過去問題集の項目で分からなかった箇所を写真で撮り、アルバムとして保存することができる
・勉強管理アプリ
アプリケーションストアにあるスケジュール管理アプリを活用する