宅建を勉強していると建築基準法という非常にややこしい分野に突入するはずです。
この分野の中でもややこしい科目の一つが「建築確認」です。しかしこの科目は宅建の試験ではよく出題されるので覚え方を知っておいた方が良いです。今回はこの建築確認の覚え方について解説していきます。
目次
建築確認とは
覚え方の前に建築確認とはなんなのかおさらいしましょう。
建物を建築する前に建築主事や指定の確認検査機関という民間の機関に頼んで立てようとしている建物が違法な建築にならないか確認してもらう必要があります。
これを建築確認と言います。
建築確認の覚え方
まず、この表をご覧ください。
多っ!!((((;゚Д゚)))))))_(:3」z)_
ちょっと簡素化させましたが、とにかく情報量が多いです^^;
表にするのは「見やすい」という利点がありますが、その表の中に沢山の情報が書かれているといくら見やすい「表」と言っても覚えにくかったりするものです。
そこでどうするか?
それは
表から「図」にすることです。
図にすることによって表よりもイメージがつきやすくなります。
もう一つ覚え方のコツとして
1.最初に大枠で覚える 2.次に面積や高さといった数字などの 細かいものを覚える
ことです。
この2点を説明すると
まず、1番目に関して、「大枠」とは表に載っている数字などの細かいもの以外のワードを抜き取って、まずそれらだけを大枠で覚えるのです。
これでも「?」ってなりますね笑
表で面積や高さといった数字以外のものと言うと例えば、下記の赤枠で囲った部分です。
文字(ワード)に起こすとこんな感じ
↓
・全国、特殊建築物、大規模建築物、木造、 木造以外、新築、増改築、移転、大規模修繕、 模様替、用途変更 ・両区域と準景観地区、新築、増改築、移転 ・防火・準防火地域、新築、増改築、移転
これだけでも情報も少なくてスッキリしていますね。
さらに!
これらをイメージしやすいようにこんな感じにまとめます。
これで覚えやすくなったと思います。
ひとまずここまでの情報を覚えちゃいます。
そして次に2番目の面積や高さなどの数字といった細かいものを覚えてしまうのです。
図にするとこんな感じ
このように図にしてイメージで覚えます。
100m2を超える特殊建築物
特殊建築物に関しての覚え方はもしも災害があった時に死人が多く出ると想定されるため、住宅とは違う作りにしようということで特殊な建築物と覚えれば良いです。
大規模建築物(木造、木造以外)
木造と木造以外では
階数が3階以上であったり2階以上であったり、
または面積が500m2であったり、200m2だったりします。
これだとどれがどれかわからなくなると思います。
そうならないために
1.木造は燃えやすいから高さが高く面積が 広かったら他のところも燃えちゃうよね! 2.木造以外はそんなに燃えないと思うから 木造よりは燃えないよね!
この2つで考えます。
こうしておけば高さが木造の場合は木造以外よりも高い3階以上、逆に木造以外は木造よりも低い2階以上。
面積についてもこれが言えますね^_^
両区域と準景観地区と防火・準防火地域の違いに注意!
この2つの違いは増改築・移転の建築確認の際、面積が違うことに注意です。
・両区域と準景観地区→10m2を超える ・防火・準防火地域→10m2以下も含め全て
となっています。
建築確認の覚え方は以上です。
その他、建築基準法に関する記事を掲載していますので下記からご覧ください。