この記事では電気工事士が難しいと感じる理由を筆者独自の視点で考える記事となっています。
目次
電気工事士筆記試験が難しいと感じるところは?
電気工事士筆記試験で難しいと感じるところはこんなところではないでしょうか?
1.計算が難しいと感じる
2.器具や記号を覚るのが難しいと感じる
3.配線図の問題が難しいと感じる
1の計算が難しいと感じることについて、計算問題は全50問中5~6問(10~12点満点)出題されます。合格点はだいたい60点以上とされていますので計算問題を全問落としてしまったとしても合格になります。
しかし、何があるかわかりませんし、計算能力を高めて損はないので計算問題にも多少力を入れた方が良いです。
2の器具や記号を覚るのが難しいと感じるについては記憶力の問題というよりは覚えるまでの数をこなす量だと思います。
例えば、テキストに描かれている器具の名称の部分を隠して覚えるというのを覚えるまで回数をこなした方がいいでしょう。
このやり方が合わなければ、過去問をひたすら解いていって覚えるという形でもいいかもしれません。
3の配線図の問題が難しいと感じるに関して、配線図の問題が難しいと感じるというのは、配線図がテキストなどの簡易的な配線図ではなく、それよりも少し複雑に描かれているから難しく感じるのだと思います。
この「少し複雑な配線図を難しいと感じる」というのはおそらく自然と「配線図を全体的に見ているから」だと思います。
配線図を全体的に見ると色々なマークや線、数字が書かれていため、脳が混乱(と言うと言い過ぎかもしれませんが)するため、「難しい」と感じるのかもしれません。
でも、問題文を見ればわかるのですが「配線図の中の部分的な箇所」しか問われてないことが多いです。
そのため、この部分的な箇所さえ解くことができれば、問題ないわけです。
配線図を「全体的に見ること」にとらわれずに「部分的に見る」ようにすると混乱せず難しいと感じにくくなるかもしれません。
電気工事士技能試験が難しいと感じるところは?
電気工事士技能試験で難しいと感じるところはこんなところではないでしょうか?
1.どうやって技能試験の対策をすればよいかわからなく、不安で難しいと感じる
2.練習していて欠陥品を作ってしまい難しいと感じる
3.時間内に解くことが難しいと感じる
1のどうやって技能試験の対策をすればよいかわからなく、難しいと感じるについて、今までのペーパー試験のようなタイプではなく実際に道具を使って切ったり圧着したり、接続したりするタイプの試験で初めて見るタイプの試験だと思います。未知の経験だと思うので難しいのでは?と感じるのではないでしょうか。
しかし、安心してください、技能試験対策用の練習キットがネットなどで販売されています。この練習キットを買って練習を繰り返すことによって技能試験の対策ができ、難しいと感じることはなくなると思います。
練習キットは1回練習分、2回練習分、3回練習分と3つのラインナップがあります。2周以上練習して習熟度を上げたい場合は2回練習分以上を選ぶとよいでしょう。
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2の練習していて欠陥品を作ってしまい難しいと感じるについてですが、欠陥してしまう原因がどこかを探すことが大切だと思います。
一番の原因として考えられるのは「時間」です。第二種電気工事士では40分で工作物を仕上げなければならないので、時間にとらわれてしまうと欠陥が発生してしまうことになりかねません。
なので初めのうちは時間を気にせず練習してみるのがいいかもしれません。
3の時間内に解くことが難しいと感じるに関してですが、まず基本的な施工となる部分がスムーズに行えているか確認しましょう。(例:VVFを〇〇㎜切ってスイッチやランクレセクタプルに繋ぐまで等)
この基本部分で時間をロスしてしまうと時間切れになるかもしれません。
なので基本部分を早く施工することの意識を高めて、残りの部分を片付けるといった形にすのがよいのではないでしょうか。
とりあえず手を動かすことが重要
筆記試験も技能試験も頭で考えているよりもまず、問題集を解いたり、練習キットで練習したりと実際に手を動かすことが重要です。
例えば、筆記試験であれば過去問1年分をやってみれば大体の流れがつかめると思います。
技能試験についても練習キットを購入し、13問分を一通り作ってしまえば、2周目には大体できると思います。
とりあえず、鉛筆を持って、工具をもってやってみましょう!
以上、電気工事士が難しいと感じる理由を独自の視点で考えるでした。