第二種電気工事士の試験問題で出題される器具などを掲載しています。試験のためだけでなく、実際の電気工事でも使われている器具等を載せていますのでご覧ください。
目次
金属管工事用材料関係
アウトレットボックス
電線の接続をこのアウトレットボックス内で行い収納するものです。
プルボックス
多くの電線管をまとめておき、通線しやすくするためのボックスとなっています。
金属製のものと樹脂製のものがあります。
コンクリートボックス
アウトレットボックス等と同様に電線を収納しておくものです。ただしこれはコンクリート内に埋め込んで使用します。
露出スイッチボックス
露出した金属管工事の際、コンセントやスイッチを取り付けるものに使用します。
ねじなしボックスコネクタ
ねじなし電線管と埋め込みボックスなどと接続して使用するものです。
ねじなし電線管/薄鋼電線管
ねじなし電線管は管の厚さが1.2mm以上の金属電線管を指し、ねじ切りせずに使用します。
薄鋼電線管は管の厚さが1.6mm以上の勤続管を指し、ねじ切りをして使用します。
ロックナット
金属管と埋め込みボックスなどを固定するために使用します。
絶縁ブッシング
金属電線管の端に取り付けるもので、電線被覆の保護のために使用します。
リングレジューサ
ボックスにあいている穴が接続するための金属電線管の直径より大きい場合、その差を埋めるために使用するものとなります。
ねじなしカップリング
ねじなし電線管同士を接続するために使用します。
ねじなしカップリングの商品は下記で詳しく紹介しています。
サドル
金属電線管を固定する際に使用します。
ユニバーサル
露出した金属電線管工事で金属管同士を直角に接続したい場合に使用します。
ノーマルベンド
金属管同士を直角に接続したい場合に使用します。
エントランスキャップ
屋外で金属管を使用する際、管の一方をこのエントランスキャップに取り付けて、雨水の浸入を防止します。
ぬりしろカバー
埋め込みボックスの表面に取り付けます。器具の取り付け等に使用します。
パイラック
金属管を鉄骨に固定する際に使用します。
金属管工事関係
パイプバイス
電線管のねじ切りや切断の際に固定しておくための器具です。
金切りのこ
電線管や電線の切断に使用します。
パイプカッタ
太い金属管を切断する際に使用します。
平やすり
金属管のばり等を取り除く際に使用します。
クリックボール
リーマ等を先端に取り付けて手動で回転させて使用します。
リーマ
切断した金属管のばりを取り除く際に使用します。
パイプベンダ
比較的細身の金属管を曲げる際に使用します。
油圧式パイプベンダ(手動)/(電動)
油圧で人力では曲げられないような太いパイプを曲げるための工具です。手動タイプと電動タイプがあります。
呼び線挿入器
電線管内部に電線を通すために使用、または管内の清掃の際に使用します。
ウォーターポンププライヤ
ロックナットやカップリングを締め付け、固定するために使用します。
パイプレンチ
パイプを締め付け、固定する際に使用します。
油差し
金属管のねじ切りに油を塗布したり、工具に油を差して痛みを軽減させるために使用します。
以上、電気工事士の器具の紹介でした。
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