【覚えられない!】用途規制の覚え方を解説!【宅建士】

権利関係、宅建業法と勉強を進めていくと法令上の制限に突入しますが、この法令上の制限の中でも厄介なものの一つが用途規制です。わたしもここを覚えるのは苦戦しました。今回はこの用途規制の覚え方について解説していきます。

用途規制建物の種類を3つに分ける

用途規制に出てくる建物の種類は膨大です。

また、特定の用途地域に建てられる建物の種類を項目ごとに分けてざっと数えただけでも21項目あります。

多いですね、、(^^;;

そして、1項目の中には5種類もの建物が書かれていて建物自体を覚えなければならなかったり、1種類だけの建物しか書いてなくてもその建物の面積が書いていて面積の数字を覚えなければならないなど色々大変です。。。

もう混乱します((((;゚Д)))))))

では、どうやって覚えればいいのか?

まず、用途規制の一覧表を見てみましょう。

用途規制、表

左に建物の種類、上に用途地域が書いてあります。

ここでまずポイントとなるのが「大枠で3つほどに分解してみること」です。

分けるにするとこういう感じになります。

 

上の方の建物は建てられる用途地域の数が多いですね。

下にいくほど建てられる用途地域の数が少なくなっていきます。

次のポイントとなるのが「3つに分解した建物がだいたいどういう建物か?」を知ることです。

どういうことかというと、この3つに分解した建物らを

・上の建物は「当たり前」な建物

・中の建物は「娯楽が多い」建物

・下の建物は「工場系」の建物

と考えれば良いです。

表で表すとこんな感じ

この3つそれぞれについてみていきましょう。




「当たり前」な建物

上の建物をみてみると何か感じませんか?

「なんかよく見る建物多くない

ってなりませんか?

図書館や学校、神社など公の建物が多いですよね?

そして、飲食店も当たり前にみますよね?

これらを「当たり前に」見ている建物として考えて覚えれば良いでしょう。

次にこの「当たり前」な建物の項目をさらに分けてみていきましょう。

1番上の項目にある建物の宗教、公衆浴場、診療所、交番、保育所は全ての用途地域で建てることができます。

この覚え方として

・宗教(神社)とかってどこにいても願い事したいよね、、

・公衆浴場って疲れた時にどこにでもあったほうがいいよね、、

・診療所って何か怪我した時にどこにでもあったほうがいいよね、、

・交番ってどこでも事件って起こるからどこにでもあったほうがいいわね、、

・保育所も、、

こんな感じで覚えられます笑

上から2番目の項目にある建物に関しても

・住宅ってガチでうるさい場所(工業専用地域)にいらないよね、、

・静かな図書館がガチでうるさい場所(工業専用地域)にあったら嫌だよね、、

こんな感じ笑笑

これで覚えていけれます。




「娯楽が多い」建物

次に「娯楽が多い」建物ですが、勘の良い方はもうお気づきかと思いますが笑

「なんか、、中の建物ってカラオケだったり、ボーリングだったり、映画館とか娯楽多くね

ってなりますよね?笑

でも!上から8,9番目の項目の建物に関しては娯楽ではなく、「車庫」なのでご注意を。

そして!上から16,17番目の項目の建物に関しては「キャバレー、料理店」、「個室付浴場」です。

キャバレー、料理店は「商業地域」、「準工業地域」となっています。

ここは「住宅にあったらおかしいし、住宅じゃないけど近くにあっても(近隣商業地域)いやだな。あと工業系の地域にあってもおかしいな。でも、工業系の地域がちょっと近くにあるところなら大丈夫かな

って感じで覚えていけばいいと思います。

「工場系」の建物

最後は下の建物にあたる「工場系」の建物です。

建物をみてみると自動車修理工場などがありますね。

ここは準住居地域から工業専用地域の間しかありません。

工場の面積の規模が大きくなるほど工業系地域にしか建てられなくなります。

地方なんか行くと大規模工場があり、周りに住居や商業の地域がなかったりしますよね?

覚えやすいですね。

まとめ

・上の建物は「当たり前」な建物

・中の建物は「娯楽が多い」建物

・下の建物は「工場系」の建物

3つに分ける


用途規制の分野は覚えるのに時間がかかると思いますのでじっくり覚えていきましょう!




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