目次
宅建の受験者数等について
宅建の受験する人数は毎年約20万人ほどいます。
様々な国家試験がある中で宅建資格はとても人気が高い国家資格の一つとなっています。
合格率は15%前後となっており、士業の国家資格ではさほど低くはないとされています。
しかし、初学者の場合は日々勉強をしなければ合格に至りません。
この決して簡単とは言えない資格である宅建ですが、この資格試験に合格すると独占業務を行うことができます。
この独占業務を行うにあたり、男女比も気になる方もいると考えます。
そんな宅建士就業者の男女の割合について解説します。
宅建士就業者における男女の割合
宅建試験を主催している一般財団法人不動産適正取引推進機構によると令和元年度では宅建士就業者全体の数は325,623 人で
男性:247,075人(前年度よりも4,673人増)で約75.9%
女性:78,548人(前年度よりも3,433人増)で約24.1%
となっています。
宅建士の女性の比率
宅建士に登録または交付、就業している女性の比率は増加傾向となっていて、上記でもしてましている通り令和元年度末の宅建士就業者の場合、24.1%増加しています。
引用元:https://www.retio.or.jp/toukei/pdf/stat_s.pdf
その他国家資格の男女の割合
弁護士の男女の割合
日本弁護士連合会(以下、日弁連と呼ぶ)によりますと1949年に制定された日弁連は次年の1950年では弁護士全体の人数は5827人そのうち男性は5821人で女性は6人でした。
バブル崩壊後の1990年では男性は13034人女性は766人で5.6%となっています。
最近のデータでは2019年を例にすると全体は41,118人となっており、男女の割合は
男性:33,401人
女性:7,717人
となっております。
また、バブルが崩壊した後の1990年と比べると全体で約3倍に女性の倍率は10倍にまで増加していることがわかります。
引用元:https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/document/statistics/2019/1-1-1_2019.pdf
司法書士の男女の割合
日本司法書士会連合会によると2020年4月1日現在における全国会員数は22,724人。
男性:18,675人(82%)
女性:4,067人(18%)
となってっている。
引用元:https://www.shiho-shoshi.or.jp/association/release/rengokai-data/
行政書士の男女の割合
行政書士の男女の割合を一般社団法人行政書士研究センターから発表されているデータに基づきますと。
令和元年における行政書士合格者数は4,571人となっており、
男性:3,505人(77%)
女性:1,066人(23%)
となっています。
この中から、令和2年5月の時点では行政書士登録者数は48,918人となっており、法人事務所員などをカウントせず、個人事務所のみでカウントした場合、
男性:40,062人(85%)
女性:6,569人(15%)
となります。
引用元: https://www.foresight.jp/blog/gyosei/archives/1764
社会保険労務士の男女の割合
社会保険労務士の男女の割合を試験合格者としてみる場合、
令和元年度の合格者は2,525人となっており、
男性:1623人
女性:901人
割合として男性は全体の64.3%(約1624人)、女性は全体の35.7%(約322人)となっており士業の中では女性が活躍してる資格となっています。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/11202000/000564006.pdf
弁理士の男女の割合
特許庁によると平成30年度の弁理士試験について
志願者数:3977人
受験者数:3587人
受験率:90.2%
合格者:260人
となっています。男性の割合は74.2%(約193人)、女性の割合は25.8%(約67人)となっています。
平成21年から平成30年の間における10代から20代の男女の志願者数割合に関して女性が約20%から約30%まで上がっていて女性の志願者が多くなってきています。
以上、宅建の男女の割合やその他作業の男女の割合について解説しました。
この記事の中にも様々な記事を掲載していますのでぜひご覧ください。↓