危険物取扱者を合格した方々は「次は何の資格を取得しようか?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。資格は様々なものがあります。今回は危険物合格後に取得すると良いオススメの資格を紹介・解説していきます。
目次
そのまま他の危険物取扱者を取得する
危険物取扱者には
・甲種 ・乙種(1,2,3,4,5,6類) ・丙種
があります。
全ての危険物取扱者を取得した方であれば違う分野の資格を取得するのが最良と考えます。
しかし、あまりそのような方はいないと考えます。
もしもまだ取得していない危険物取扱者の資格があるのであればその危険物取扱者を取得する方が良いと思います。
また、初学者がこの危険物の中でも最も1番最初に取得するものが乙種4類危険物取扱者です。
この乙種4類を合格した方でしたら次は甲種危険物取扱者を狙ってみるのも良いかもしれません。
ただし、この甲種には受験資格があり、乙種4類以外のある特定の危険物取扱者を取得することによって受験資格をもらうことができます。
そのある特定の危険物取扱者資格は
1.乙種1類(または乙種6類) 2.乙種3類 3.乙種5類
の3種類です。
ちょっとややこしいですが、つまり
上記3種類+乙種4類で甲種の受験資格がもらえるということです。
電気系の資格を取得する
化学系の資格である危険物取扱者に挑戦したあとは今度電気系の資格に挑戦してみてはいかがでしょうか?
電気系資格というと
・電気工事士(第二種、第一種) ・電気主任技術者(第三種、第二種、第一種)
などがあります。他にも電気系の資格がありますが、この2つに関しては受験資格がないため誰でも受験することができます。
電気系資格に初めて挑戦するのにちょうど良い資格が第二種電気工事士です。
第二種電気工事士は
・筆記 ・実技
の2つに合格することによって資格を取得することができます。
筆記は高校レベルの数学知識が有れば解くことができます。
実技は実際に工具を用いて配線をして作品を仕上げ、仕上げ度合いで合否が決まります。
筆記の勉強をする際には書店で過去問が販売しているのでそれで勉強することができます。
実技に関しては
・工具
・練習用の配線等
を通販などで購入して実技の練習をします。
ちなみに私が使っていた工具は
HOZANというメーカーで買いました。
練習用の配線等は
準備万端(3回分)を購入していました。
気になる人はAmazonなどで調べてみてください。
また、下記でも電気工事士について解説していますのでこちらもご覧ください。
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第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いってなに!?【資格】
消防設備系のを取得する
消防設備系であれば消防設備士資格が良いでしょう。
危険物取扱者と同じ一般社団法人消防試験研究センターが主催しています。
危険物取扱者同様毎月受験することができる資格となっています。
消防設備士には
・甲種(特,1,2,3,4,5類) ・乙種(1,2,3,4,5,6,7類)
の種類があります。
よく知られているところで言うと、スプリンクラーや火災報知器を扱うことができます。
また、電気系資格で説明した電気工事士の免状を持っている方または電気主任技術者に関しては消防設備士試験の中にある「電気に関する部分」が免除対象となります。
詳しくは消防設備士の公式HPをご覧ください。
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経理系資格を取得する
危険物取扱者を取得したあとにちょっと方向性を変えて経理系の資格に挑むのも悪くはないと思います。
経理系の資格を代表するものと言えば日商簿記です。
日商簿記では企業における会計処理や製品を製造する上での材料の原価計算、また、会計法規に関することなどを学ぶことができます。
日商簿記は
・1級 ・2級 ・3級 ・簿記初級 ・原価計算初級
の5つからなります。一般的に3級から受ける方が多いため、この級からスタートすることをオススメします。
また、3級を取得すれば独立開業などした場合に青色申告手続きのやり方が身につきます。
下記の記事でも簿記に関する解説をしていますのでこちらもあわせてご覧ください
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