科目別!勉強の順番は?【宅建士】

こんにちはmaeです。

宅建を勉強する際にどこから手をつけて良いのやら、わからなかったりするものです。今回は宅建の勉強する順番について解説していきます。

宅建士の勉強は「宅建業法」から始める

宅建士試験の科目は大まかに

権利関係」、「宅建業法」、「法令上の制限、その他分野

の3つの科目に分かれています。

書店で宅建士のテキストをみてみるとだいたいこの3つの順で掲載されているかと思います。

そうなると上記の順で勉強を始めることが良いのだと思いますが、宅建士初学者の観点から

考えますと、「宅建業法」から勉強を行った方が良いでしょう。

宅建士では3つの科目それぞれに法律を取扱う内容が多いですが、その中でもテキストや問題文の読みやすさで言ったら、宅建業法が読みやすいかもしれません。

権利関係などから勉強を始めてしまうと法律用語が多すぎてイメージしにくくなります。そうなると勉強するモチベーションが下がってしまうため、宅建業法から勉強を始めた方が良いと思います。

もちろん、「自分は権利関係から勉強を始めた方がいい!」と言う方はそちらからでも良いでしょう。

法律など勉強したことのない初学者はまず、取っつきやすい科目から始めることがベストです。

また、宅建業法は50問中20問出題されます。ここに関しては9割は取っておきたいところです。




「権利関係」は試験直前まで勉強

権利関係は六法の一つである民法を含んでいます。

民法は条文が1044条と数が膨大であるため、テキストを読んだり過去問題集を1,2回解いても理解しにくいと思います。

なので、権利関係は長期を見据えて勉強していった方が良いでしょう。

例えば、5月から10月にかけて勉強するのであれば、権利関係の科目は5月から10月までフルで勉強し続けた方が良いでしょう。

それほど「宅建業法」や「法令上の制限、その他分野」よりも量が膨大で理解しにくいです。

一番理想的な勉強の順序としては宅建業法と権利関係を同時並行で勉強することが理想といえますが、

そんな難易度が高いことはできない!

と言う方(特に初学者)は宅建業法から始めて、ある程度まで進んだところで権利関係を勉強すると良いでしょう。

また、権利関係の問題は14問出題されます。ここは6~7割ほどを目標に点数を取れるようにしましょう。

宅建業法、権利関係の後は「法令上の制限」

宅建業法、権利関係をある程度理解し終えたら次に「法令上の制限」を勉強すると良いでしょう。

法令上の制限には

「都市計画法」
「建築基準法」
「国土利用計画法」
「宅地造成等規制法」
「農地法」
「土地区画整理法」
「その他法令」

の7項目に分かれています。

この中でも「都市計画法」、「建築基準法」をある程度理解してしまえば、その他の5項目に関しては苦労なく勉強を進められると思います。

この科目に関しては6~7割取っておきたいところです。




「その他分野」はほどほどに

この科目では

「住宅金融支援機構」
「公示価格」
「不動産の鑑定評価の方法」
「不当景品類及び不当表示防止法」
「土地、建物」
「税法」

に関して学びます。

もちろんこの分野も出題範囲内ですが、ここで注意しておきたいことは、試験で出て来る内容のほとんどは「権利関係」、「宅建業法」です。

なので、この2つ分野をある程度理解し、法令上の制限も理解できた状態であれば「その他分野」の勉強はほどほどにしても良いと思います。(もちろんこの分野も理解しておくことに越したことはありません。)

基本的には暗記科目といえるので、過去問題集等ででてきた問題ができる程度にしておいて良いと思います。

また、この科目に関して、試験本番では5~6割程度の点数を目指しましょう。


以上、勉強する科目の順番でした。「宅建業法」と「権利関係」は覚える範囲が多く、また出題範囲も広いので、この2科目を中心に勉強していくことが重要となってきます。その後に「法令上の制限」、「その他分野」と勉強していきましょう!




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