工業系資格であり、人気資格でもある電気工事士と危険物取扱者この2つの資格を両方とも取得したいと思っている方も多いのではないでしょうか?今回は電気工事士と危険物取扱者両方取るメリットなどについて解説していきます。
目次
電気工事士と危険物取扱者ってなに?
電気工事士には
・第一種電気工事士 ・第二種電気工事士
の2つがあります。
この2つの違いは扱うことのできる電気工作物の範囲が違います。
電気工作物とは身近なもので言うとコンセントやスイッチなどを指します。
これらは国家資格である電気工事士の資格がないと扱ってはなりません。
電気工事士についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。
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第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いってなに!?【資格】
次に危険物取扱者についてですが、危険物取扱者には
・甲種危険物取扱者 ・乙種危険物取扱者(1類から6類まで) ・丙種危険物取扱者
の3種類あり、乙種に関しては1〜6類に分かれています。
ガソリンスタンドで働いてる人はこの危険物取扱者(4類)を持っています。
乙種4類危険物取扱者は危険物取扱者の中でも最初に取る資格として知られています。
また、何類でも良いので乙種の危険物取扱者1つだけ取得すれば、免除科目が適用され、次から他の乙種危険物取扱者を取ろうとすると少ない問題数で受験することが可能です。
乙種4類危険物取扱者について詳しく知りたい方は下記の記事をあわせてご覧ください。
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両方取るメリットってなに?
ガソリンスタンドで働く場合は危険物取扱者のみで良く、電気工作物の施工には電気工事士があれば十分ですが、両方取るとどのようなメリットがあるのでしょうか?
第二種電気工事士と乙種4類危険物取扱者の2つを例に取ると、ビルの設備に関する仕事などで役に立たせることができます。
リクナビネクストで「電気工事士、危険物取扱者」で検索をかけてみると(2020年9月時点)
とヒットします。
このヒットした中である企業(企業名は伏せます)を見てみるとこのように書いてあります。
このように電気工事士と危険物取扱者はセットで取得しておくと仕事にも繋がる可能性はあります。
両方じゃなく片方だけでもいいのでは?
電気工事士だけ、または危険物取扱者だけでも問題はないと思います。
でも、
せっかくならどっちも取っちゃったほうがいいです。
もちろん、目的を持っているのであればどちらか一方でいいです笑
しかし、決まっていないのであればどちらも取っておいた方が良いでしょう。
理由は簡単。
両方取っておいた方ができる範囲が広がるからです。
上記でも説明した通り、電気工事士のみなら電気工作物の施工が出来て、危険物取扱者ならガソリンスタンド(または化学工場等)で働くことができます。
両方取ったのならビル設備の取り扱いが行えます。
なので目的が決まっていないのならば両方取った方が良いでしょう。
最後に
両方取っておいて損はありません。むしろメリットしかありません。
なんせできる範囲が広がるのですから。
どちらも初学者であれば3ヶ月ほどで取れる資格となっています。
これを機にどちらも自分の物にしてみてはいかがでしょうか?
今回は電気工事士と危険物取扱者について説明してきました。
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