ここでは、宅建の申込書の書き方について解説していきます。
宅建申込書配布場所
申込書がどこで手にいれられるかわからない方は下記の一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページから確認することができます。↓
https://www.retio.or.jp/exam/haifusaki.html
宅建試験を受ける前の重要なお知らせ
近年コロナの影響で各資格試験に多大な影響が出ています。
それにあたり、実施機関から宅地建物取引士の資格取得を必要に迫られていない人は受験を自粛してもらうよう各受験予定者に呼びかけています。
また、試験会場における受験可能人員が想定より大きく上回った場合、後日に指定された試験会場で受験する願いをだしている機関もあります。
後日に受ける試験は追加試験として扱われ、その試験は12月の予定となっています。この12月に該当する受験者に対して8月に改めて通知がされる予定です。
そして、試験会場については会場の指定はできないので注意が必要です。
下記画像は令和4年の宅建試験における新型コロナ感染症への対策についての通知です。
※この通知内容は変更されることが多いに考えられるので参考程度でお願いします。
令和4年(2022年)宅建試験における試験日・試験会場についての重要なお知らせ
新型コロナウイルス感染症対策としていますが、令和3年同様、令和4年につきましても宅建試験の試験日・試験会場に関して例年と比べ大幅に変更されています。
郵送申し込みの場合
希望試験会場欄が取りやめとなっています。
試験日・試験会場については受験申し込み順に受験者の現住所を参考に実施機関が指定する形となります。ただし、近隣の会場が取れないことも想定されるため、その時には12月試験に変更することとなります。受験者の希望によって試験日・試験会場の指定はできません。
インターネット申し込みの場合
インターネット申し込みの場合(現住所が東京都の方に限る)、10月の試験会場の一部を選択することができます。また、郵送申し込みと同様に近隣の会場が取れないことも想定されるため、その時には12月試験に変更することとなります。受験者の希望によって試験日・試験会場の指定はできません。
受験申込書を書く前に
封筒内の申込書を書く前に忘れてならないのは封筒自体にも必要事項を書かなければなりません。
(下図推奨↓)
郵送での申し込み手順
郵送での申込手順は以下の通りです。
「試験案内」をよく読んで、記載内容に
同意した上で申込んでください。
い
↓
規格に合う「顔写真」を用意してくだ
さい。
↓
「申込書」を記入し、顔写真を貼り付けて
ください。(←下記の「宅建申込書の書き方」に詳しく記載します。)
↓
郵便局で受験手数料を払い込んで
ください。(窓口、ATMどちらでもOK)。
その「証明書」を申込書に貼り付けて
ください。(←この点も下記の「宅建申込書の書き方」に詳しく記載します。)
↓
申込書をこの「封筒」に入れて、郵便局
の窓口に差し出し、「簡易書留」でお送り
ください。
↓
「試験案内」は、試験当日の注意事項等
が記載されているので、大切に保管して
ください。
このような流れとなっています。
宅建申込書の書き方
申込書はこのような書式となっています。
下記の番号の順番で一つずつ解説します。
①フリガナ・氏名の記入
ここにはフリガナと氏名を記入します。
②性別・生年月日・年齢
性別と和暦では番号を◯で囲むことに注意してください。
③郵便番号・現住所・連絡先
郵便番号は必ず記入してください。その他は書ける範囲で記入します。
④記入日・職業区分
記入日は郵送するタイミングの日でかまいません。職業区分にはご自分が現在どの区分に属するか該当する番号に◯で囲んでください。
⑤希望試験会場 ←(令和4年では取りやめ)
この項目ではその年に行われる宅建試験の会場を選択します。
また、試験会場に関する情報は別ページで一覧として記載しています。その一覧から最寄りの試験会場がどこかを把握して希望順位を決めておきます。
この記入欄においては会場名の下の欄に希望会場の順位を数字で記入してください。
一般受験者用と登録講習者修了者用の2つ書くところがありますが、自分が一般受験者なら一般受験者用に、登録講習修了者なら登録甲種修了者の欄に記入してください。
(例)一般受験者用の場合
このように優先順位を1、2、3と記入します。
⑤証明写真
証明写真は縦4.5cm×横3.5cmとなっています。(下記画像参照)
⑥ゆうちょ銀行明細書または証明書の添付
ここにはゆうちょ銀行ATMで発行される「ご利用明細票」またはゆうちょ銀行の窓口で処理され、渡される「振替払込受付証明書(お客様用)」を貼り付けます。
ゆうちょ銀行ATM専用の記入票は下記の用紙となっています。↓
ゆうちょ銀行窓口専用の記入票は下記の用紙となっています。↓
⑦(登録講習修了者のみの記入欄)
ここは登録講習終了者のみが記入します。
記入等が終わった後、記入漏れがないか確認して封筒に申込書を入れます。
そのあと、郵便局の窓口に簡易書類として差し出して郵送してもらいます。
登録実務講習修了者証明書の添付
上記でも少し解説しましたが、登録講習修了者は申込書にその旨を記入する箇所があります。
またこの他、登録講習修了者のみ添付しなければならない登録講習修了者証明書というものがあります。
申込書裏に添付する旨が書かれているのでそこの説明を読んでから添付してください。添付の際はのり付けでなくホチキスで留めることとなっています。
↓
以上で宅建申込書の書き方の解説を終わります。
また、下記記事では通信講座についての記事も掲載しています。あわせてご覧ください。
↓
宅建試験合格後の登録実務講習についてを解説しています。こちらも合わせてご覧ください。↓